2029年4月2日月曜日

このブログについて

このブログでは、私の曲技飛行への取り組みを、写真を交えて記述していきます。

私自身の取り組みとはいえ、その活動は必然的に現在の曲技飛行を取り巻く社会的な状況を色濃く反映した形で行われています。曲技飛行は徹頭徹尾社会的な営為です。このことは、曲技飛行がいわゆる「スポーツ」であることからも明らかですし、機体や飛べる環境、訓練できる環境がなければ、どんなお金持ちであろうとも曲技飛行を行うことは出来ないことからも、より実感できるでしょう。そういった社会的な状況、言い換えれば「曲技飛行への入り口」がわからなければ、どのような活動もはじめようがないのです。

このブログの真の目的は、「曲技飛行への入り口」を、広くパイロットの皆様に紹介していくところにあります。

私はこれまで、良い出会いに恵まれました。私の滑空機曲技の師匠は、世界選手権で6回もの優勝実績を誇る競技者、イージー・マクラ氏です。彼のような優秀な選手に師事できたからこそ、私は短期間のトレーニングで世界選手権にまで出場することができました。しかしその実、日本の先輩がこれまでマクラ氏らとのコネクションを築いてきたからこそ、私は彼に師事することができたのです。そして今また、先輩方が築いてきたルートや環境に導かれ、新たな挑戦である動力機曲技競技への取り組みをスタートしました。何もかもが、非常にスムーズに進んでいます。私は、このような恩恵を広く一般に公開していきたいと考えています。ネットが普及した現在において、可能性が地域性の中に閉じられたままであることはナンセンスです。これまでアクセスしづらかったであろうコアな情報を、ここに公開していきます。

思い返せば初めて国際大会へ出たとき、私はまだ大学生でした。アルバイトで貯めた資金で訓練し、大会へ出場しました。アクロバットは金がかかる、確かにそうです。しかし、アクロバットは金持ちしか出来ない、これは嘘です。曲技飛行競技者の職業は、国際的に見ても実際非常に多様であり(好きものどもの集まりですので職業パイロットが多いのは事実ですが)、それは多様であるべきものです。生活にちょっとした工夫を施せば、曲技飛行家としての人生を創りだすことができます。

これから先、できるだけ写真を交えて、説明は少なめに、曲技飛行競技の実際をお伝えしていきます。
これは、未来の曲技飛行士へ向けたメッセージです。
やってみたい、と思われた方からのご連絡をお待ちしています。

3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 非日常の中の見慣れた景色・・・・
    アクロをやる人達ちが共有する光景・・・・
    この光景をもっと多くの人と共有できたらと思います!

    P.S.
    パネルに目をやると・・・少しEGTが低くく、Fuel Flow が大目のようなので、もう少しMixture を絞っると出力が稼げるかも!?

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  3. そうなんです、こんな「日常」があることをアピールしていかなきゃと思ったんですよね。それでこのカメラ買って(4万もしたんですよ!)、ブログ作りました。

    ミクスチャーはこの時間違えてリッチにしてました。反省です。

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